#リルネード 『きらめき、いま、見えるでしょ?』リリースおめでとうございます

2022/9/11発売・リルネード『きらめき、いま、見えるでしょ?』について書きました

 

全部すてきな曲です!

タイトル曲の「きらめき、いま、見えるでしょ?」はアイドルの楽曲には珍しくメタ的な歌詞で切なくなります。別れって悲しいイメージを持ちがちですが、この曲でリルネちゃんは「ときどき また 会えたなら」とか「またすぐ会えなきゃ 許さないから」とか未来に向かって歌ってくれる。全曲に通じる「ここは終わりではない」というメッセージの強さに、リルネードの若さや可能性を感じてうれしくなります。

ちなみにAppleMusicだと歌詞が見られなかった…。追加されるかな?歌詞をきちんと知りたかったらCDがいちばんです。

TikTokで流行、ドラマ・初恋の悪魔にも登場した「わたしの一番かわいいところ」のヤマモトショウ神(しん)による作詞作曲編曲!「ティーンエイジ」は明るくかわいい曲調で、歌詞がとにかく良い。一緒の場所にいなくてもつながっている方法って、もう今はいくらでもあるし、別にそもそも連絡を頻繁に取り合わなくても大好きなひとはたくさんいるし……という気分。リリース当日に電車で聴きながらちょっと泣きました。これを書くために歌詞カードをしみじみ読んでまた泣いています。

そのグループに書く最後の曲だ、とわかって書くことってなかなかないんですけど、これまでとこれからをかけたような気がします。

https://twitter.com/yamamoto_sho/status/1565701931963535360?s=20&t=MqM6uSFHIgpnLhS4vBiQtQ

助かる。

スプラウト」はデビューから日が浅いころから追っているひとにはかなり刺さるだろうなという歌詞。歌唱で魅了する一曲です。収録曲はどれもアイドルのきらめきと別れと未来を彷彿とさせる仕上がりになっていると思うのですが、これは本当に、ストレートに語りかける楽曲になっていると思います。

「魔法のドレスコード」はマーチングを意識した振り、音作りで「スプラウト」のしんみり感を拾い上げつつ明るくEPを締める一曲!

わたしの思う、リルネードの歌ってきた「らしさ」、女の子は悩んだりするしネガったりするしでも、それも飛び越えて楽しい!自分のことを動かせるのは自分だけ!というメッセージを伝えてくれるすてきな曲です。わたしがリルネードを聴くようになって、他のガールズグループにないもので、自分に合っていると感じた部分は「魔法のドレスコード」に集約されているかもしれない。

リルネードって自分の中では明るさと暗さ(?)のバランスがちょうどよい歌詞が魅力…なので、今をサバイブする高校生とかにたくさん聴いてほしいとover25女性は思っています。自分が高校生のときに「王道的なLOVEソング」がこの世に存在していたら、学校帰り道で号泣しながら聴いていそうというのが口癖なので本当に聴いてほしい!!!聴いてるかな?!

王道的なLOVEソング

王道的なLOVEソング

  • リルネード
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

「王道的なLOVEソング」リルネード(rirunede) - YouTube

アイドルを好きでいる時点で、他人を型に押し込めて好きでいるというのは暴力だなあと思っているのですが、そんな中でたとえ歌詞であっても、女の子たちが「自分のために自分がいる」ということを言ってくれるのはすごくうれしいし、勝手に救われてしまう。それもまた自分の罪を軽くしようとしているだけでしょう…と言われればそうですねとしか答えられない。

ざっくりしてしまったところもあるのですが勢いがあるときに書けてよかった!改めてリリースおめでとうございます。28日のZeppまで何事もなく走り抜けられますように!