フジ系木10・silentをみた

ドラマをみてあれこれTwitterに書いて、ふとんに入ってから「人間は**したいんだよな~なるほど~」と思ったのに肝心の**が何か思い出せない。寝ると本当に全てを忘れる。「役割を持ちたい・与えたい」かな?たぶんそうだと思います。ジャニオタってまじでそれ。

わたしは身近に聞こえない・聞こえづらい人がいるわけではないのだが、なぜか中途失聴の人は発声することもある(もちろんしない場合もあるはず)ということを知っていてみたので最後のパートの手話で相手に伝えようとするのは意図的なのかな?と思っていた。そういう感想も多く見た。紬(川口さん)は想(目黒)の「声」が好きなんだと強調されていたので、そうであれ…。

あと失聴後の想くんが小田急沿線下北あたりのカフェでお茶してるのとかサブカル仕草…と思ったけど、サブカルっぽかったしな高校生のときから……と微妙に納得した。それに別に聴者と変わらず好きなものもあって変わらないし、生活する、それが特別なことではないということを描きたいのであろうか…。演出家とかプロデューサーの手癖なのか演出意図なのかいまいち分からない…みたいな感じでした。

先に書いた通り聞こえない・聞こえづらいひとのことを、当事者と書くか迷ってやめた。このドラマに登場する主題に自分は当てはまらないと思う人間がいたらその人は当事者ではないだろうし、そうやって括ることがわたしには気持ち悪かった。めんどくさい考え方なのでしょうが…このドラマの当事者を挙げるとしたら川口さん演じる紬の立場の人間、聴者も含まれるべきだろうと思う。

急にジャニーズの話になるけど、風間くんが出てきたときキャストの全容を知らなかったのでキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!になってしまった。期待できすぎる…。そして期待を5倍は上回る役回りを与えられていて、これは監修とか取材とかけっこうしたのかな~と思った。そう思ってHP見たんだけど全然演出脚本音楽等々がすごい!ってことしか伝わらなくて、監修はEDで出ただけみたいだった。ついでにこれから出る俳優さんの中にろう者のひとがいるということも本人たちのツイートで知るという…(笑)テーマとして取り上げるのであれば、その辺りのことを知りたいと思う視聴者もいるんではないかと思うのですが…。まあジャニーズ起用のドラマにこんなに真剣にinformativeであることを期待するのが間違いと言われたらそうなのかもしれない。ジャニオタってみんな「かっこいい目黒とか新くんがみれたらいい」と思われている…ので。

話が逸れたけど、この、善意で・優しさでやっていることだから料金プランを制定してビジネスライクに行うのは人間的でない的な、お金のことは度外視でまごごろを持って行うべきみたいな風潮は滅ぶべきだと思う。福祉、特に保育や介護(階層がバラバラですみません)は元々家庭内でまかなうべき役割だとされていたが、今は専門の資格もあって技術も必要なのに賃金水準が低いはずである。同じように点訳だって音訳だって手話だってスキルがなければできないことなのに、「善意」を盾に搾取されているという実態もあるはず。これは芸術関係の人から声が上がることが多い(知り合いだからちょっとロゴデザインしてほしい→報酬について尋ねると白い目で見られる…みたいな)気がする。けれど、それはそのカテゴリの人間にそういうことを不当だと訴えるだけの言葉ないし余力、「不当だ」という認識があるからだろう。

わたしは目黒のことをまじめでまっすぐすぎる人間だなと、勝手に思って信頼している。なので今回みたのも目黒がブログで告知していたからだし、目黒の仕事への姿勢とか知らないことを知ろうとする、自分の隙間を埋めていく態度が好きだからである。それが正当に?良い形で?批評を伴いつつ、でもここはよかったよねとか反響があったらいいな~と思う。2話もみます!

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