炎の蜃気楼(ミラージュ)昭和編:夜啼鳥ブルース・揚羽蝶ブルース 雑感

読みました

 

Q.なぜ今?

A.フォロワーが読んでいたのが楽しそうで、舞台シリーズ上演スタートから10周年記念の上映会チケが余っているということだったので行くことにした。行くからには原作を読んだ方が楽しいと思ったため。

こういうことがあるので、好きなものの話をするのは他人に何かプラスのことをもたらす可能性があると前向きに発信してほしいなと思う(?)。

直江と景虎の距離が1巻につき3cm近づいて2.5cm離れていってるんだけど、これ昭和編終わるときには隣に並ぶんですか…?と思ってしまいとりあえず昭和編は読み続けることが決まった。てか戦中の話も気になるんだけどそれはどこで読めますか?…

わたしは本を読むのがまあまあ速いのだが、それを考慮に入れても2巻(揚羽蝶)はなんと1日で読めた。読みやすすぎる。

景虎が好きなんだけど、これ読みながら景虎派と直江派とかに別れてたんかな…世間は……と思ったりしていた。リアタイしてないので分からないですが……。

信長が核心なんだけど、信長も今年上演の舞台とーけんらんぶ心伝の新選組に通ずるくらい語られてる人間だなあと思った。とーけんらんぶでも語られていますなあ。

心伝といえばキャストが新選組絡みの役を演じたことがある(知ってる限りでも3人)というあり得んメタさで、あり得なさすぎてそれもおもしろいな〜と思ってたけどわたしは外部文脈持ち込みが嫌いだった。忘れるところでした。

とにかくスケールがデカく、出てくる単位が400年で、昭和と戦国が絡み合って話が展開していくそのやり方にほーーー…と感心していた。あとわたしは近現代史が好きなのもあり、(実際生きたことはない時代なのに)第二次大戦後の東京の雰囲気が好きだった。まだなんか後ろめたく、後悔が多く、一歩踏み込むと暗い。舞台が新橋・銀座〜有楽町付近なのもいいですね、今もそんなに変わりがないので想像がしやすい。風景の描写が好きだった。雨が降るとアスファルトが濡れてネオンとかライトが余計に目立つというような描写があり、わかるわかると頷いていた。自分でもきれいだなと思うときがあるので印象に残った。

直江は直江……………だし景虎は読んでいくとまあこのひとの側は離れられないよな〜…と思う。景虎のカリスマ性と不安定さのバランスがうますぎる。まだ晴家がすげーーー活躍とかをしてないので、晴家の活躍がみたいな…。泣 べたべたなんだけど、ナッツと遥香のやりとりが好きだった!!2人はレガーロで共演これからするのかな?楽しみです。マリーと遥香も!

とりあえずそんなところでしょうか…読めてよかったなあ〜読み始めましたって投稿したら相互以外からも♡され、そうなんだ…と思った。あと舞台がマジで一時代前すぎてキャスト見て一時代前すぎる!!と思いました。

まだたぐちりょーさんがマンカイステージに囚われる前の姿。動けるひとが多すぎてアクションめちゃくちゃあることだけ分かる。上映会ふつうに楽しみです。にこり…また続き読んで何かあればまとめます。