インターネットに書くこと

たまにはまじめに何か主張する文章を書こうかな。

 

わたしが日記を書くのも感想を書くのも手紙を書くのも、その先にいる読み手が何か受け取ってくれることがあればいいなと思うからである。似たことは以前にもこのブログに書いた気がする。そもそもこういうものは読んでもらえると思うことがおこがましいのだが、わたしは昔から気になったキーワードから、感想や考察を知りたい作品のタイトルから検索して色々なブログやサイトを読んできた。その筆致が好みであればブックマークしたし、読者登録したしコメを送った。何も書かなかったころの自分がやってきたことが、自分の書いたものを読んでいる人間がいるという可能性を秘めている。わたしは常に友だちがいないか、友だちがいてもわたしの興味の範囲が相手と被らないとかだったから、オタク後期*1趣味や好きな作品について自分と同じ深度で、方向で眺めることができる人間は基本的にネット上にしかいなかった。そう、わたしは2期が終わってからガンダム00で2年萌えていたため…。

細かい話はこれ以上しないけれど、自分が書いたもので自由とか多様さ(…?)とかを感じてもらえたらいいなと思うのだ。感想を書くのは単に自分の読み解きを公表したいだけもあるけど、好きな作品を劇場で舞台を観ているときに自分の頭の中で無限に流れ続ける考えとか連想ゲームを全部書き留めて公開しておくことで、いつか誰かが作品や参照しているとおぼしき作品に興味を持って、登場人物に興味を持って、そうやって相手の世界も広がればいいと思うからだ。こうやってすごく前向きなことも書くけど基本的にルサンチマン人間のため、たまにそういう日記も書くしそういうのを読んでまあみんなそんな感じで落ち込んでいるんだなとか思ってもらえたらいいなとも思う。だから感情が全部書いてあるオールドスタイル・ブログを続けているし、これからも続ける予定だ。

*1:周囲が特撮とかに行って自分がヤマシタトモコとかの商業BLばかり読むようになったころ