ミュージカル薄桜鬼・真改-土方歳三篇 雑感

あんまりいいことは書いてないけどおもしろく観ました。

 

映像で観てたはくみゅだ!!!となった。わたしがめちゃくちゃ好きかと言われたらそうではないんだけど、2回めでなんとなく西田のエッセンスを受け継ぎつつ毛利さんが作った真改なんだなあと思った。曲は聴きなれたしメインテーマがイメソン(仮)だと気づけてよかったな~!でも鬼3人の曲があり得ない4つ打ちなのは、かなりおもしろいからやめてほしい。土方と風間の曲(かなりKalafinaっぽい)みたいな曲じゃだめだったのかな…。

でもなんかこう、この作品主演除くキャストの中でこの芝居が、場面がめっちゃ好き!MVP!と思うのがそんなになかった。強いて言えば2幕のはじめちゃんかなあ…。他√だとはじめちゃんは静かに局長と副長の命に従うだけだって言ってるイメージが強いので、土方√で俺を倒してから行け(意訳)って言うのが新鮮でかっこよかったですね…。ぴりっとしててかっこA。

千鶴がほんとにめちゃくちゃ強くて最高だぜ。相手ごとに千鶴のオーディションがあるっていう理由は、ほんとに現地で観ると理解できる。過去の分を映像で観てもそんなに…だったので…。

あとはまじで何度も言ってるけどあ~~スチルを今!回収してる!wwwって思っちゃう場面が連続してて、しかもそれが大鳥さん(けっこうメタ要素)のガイドで発生するからあ~~……これは好きじゃないなあ…と思った。いや、土方と千鶴の距離が縮まる場面が続くだけなんだけど…だったら傷の治療してるとことか入れるのも会話させられるしよかったんじゃないか?って思う…。

山南篇は回収できなかったスチルもあって、それを演者が後から裏でやりました!!!と言ってアップしてくれていたりしたんだけどまあそれでいいんですよ…と思う。2.5って原作ファンを大切にすべきだと思うしわたしもそれがうれしいな~って思うけど、それがタスクになって流れ作業で行われるべきではないと思っている。だからわたしはストーリーのつじつまが合ってきれいにまとまるなら改変も全然気にならない。これは他のも少し観ての勝手な印象だけど、毛利さんは客の期待を汲み取りすぎるしファンサービスが過剰だと思う。わたしはそれが透けて見えるのがあんまり好きではない。その作品で語られること・語りたいことを優先してほしいと思ってしまうんだな~…。

風間千景さんは土方√で輝くからめちゃくちゃかっこいい西の鬼の頭領で、あ~わたしは風間千景篇が発表されるまではくみゅを追うんだろうな~~~…まじで?と思った。ほんとにやさしくてかっこいいな~って思いました…。風間と千鶴ってわたしの中で、始まりは恋愛というよりそれこそ「同胞」で、連帯として一緒にいた方がいいだろ…って風間は思ってるんだよなあというのが鬼は鬼の下にあるべきみたいなセリフで感じられてめちゃくちゃ泣いてしまった。たぶん風間は人間と関わってつらい目にあった鬼を知ってるんだとわたしはずっと思っている。

そんな感じだったから幕間に、え!!!風間千景篇が観たいんだけど!!!ってでっかい声で話してたら勝吾さまも同じ回を観ており後から大恥になった。恥ずかしいオタク……。でも出たくなったって言っててうれしい。この先出るかは知らんけど。志譚の風間篇の風間がほんとに好きではなく…申し訳ないけど……5年後くらいで、沖田とか平助とかやってからでいいから風間篇やってほしいです…。はくみゅってけっこう原作未プレイで観る人が多いらしいので、ちー様が態度でか男なだけじゃないって知ってほしいよ~と日々思っております。

おしまい!千秋楽まで応援しております!来年誰かな〜北村くんの沖田篇ほんとに観たい頼みますよ…。