2022/3

3月にみたもの

本能バースト演劇 sweet pool

3月、本能バーストしてたら終わった。

結局3月1週め終わりくらいから自分の欲とたくさん向き合って、そのとき最善の選択をして超楽しかった!と思う。久しぶりの感覚。ず~っとうれしい!たのしい!と話していたのだけど、本当にうれしくてたのしかった。こんなにステージに焦がれることって久しぶりで、こう、安定したクオリティの慣れたものばかりみたいとか、この人間だからとりあえずチケットを取るという態度より、すごくまっすぐ、2018年とかそのころに戻った気持ちで1人で楽しく現場に入った。楽しい現場というのは、1人でも基本すごく楽しいというのを思い出させてくれた……。演劇LOVE。柿喰う客の公演、行きます。

すぐにデカい感情を紙にぶつける人間だから、千秋楽の翌日、友人と宝塚を観る前にありがとうございますレターを差出した。原作に出会えたことも、初日入ってから自分で色々手持ちの本を読み返したことも、観ながら考えたことも、俳優さんのことを新しく知れたことも、演出の手法について知ったこと・考えながら観るという経験、好きなひとがすごく好きだとそれこそきちんと観に行った現場で思ったことも、全部宝。だ~いすき!2022年のわたしはスプステくん抜きには語れないと、きっと、思う。

3/22 宝塚歌劇団 月組 今夜、ロマンス劇場で/FULL SWING!

月城かなとさん…!スプステの翌日に観て、スプステ脳だったので「相手が人間でなくても」系(?)のお話で、そう~!!!泣となってしまった。最悪の感想だ。他にも、モノクロ映画の中から現実世界にやってきたヒロインに「わたしたちは人間を楽しませるために生み出された存在」というようなセリフがあり、オタクをぶちのめしていった。序盤なのに……。一緒に観劇した友人はわたしにレヴュースタァライトを勧めてくれた信頼のオタクなので、同様にこのセリフで体調を崩していたらしい。あとは…「映画なら走り出すところだぞ」ということを主人公が映画スターから言われるのだが、そこですぐには走り出すことができない彼のことが大好きで、自分みたいで、泣いちゃった。筋書のような、そういう行動をとる想像はできても、それが自分に向いているか、自分が映画のような結末をつかみ取れるかというのに全く確信を持てない暮らしをしてきたので……。

というか、終始月城かなとさん(本当に顔とお芝居がすき)が、あたしの好きそうな文学的素養があり、ですます調で話す人間の役を演じていて恐怖だった。めろめろである。ありがとうございました。

ジャズは最高。セットは少し引っかかったな~と思ったら、ちょうど公演後に言及されているのを見かけた。ステレオタイプな演出というかアイコンを用いるのはどうなんでしょうか。

限られた手段で伝えたいことを伝えるというのが、受け手大多数の了解のもとに成り立つのはどんな作品でも同じなのだけれど、その了解が今受け容れられているものか、疑念をもつ人間は(全く、ということは難しいが)いないのかというところまで考えて作られているとうれしいなと感じた。

3/25 OSK日本歌劇団 劇団創立100周年記念 「レビュー春のおどり」

去年行けず、1年待ってのOSK。新橋演舞場公演初日。み~んなすごく踊るし歌う。というかメインで歌うひとがころころ変わる!これは結構衝撃的だった。好きだな~という表情のひとを見つけてから、全てが秒で終わった。友人が好きそうなショーすぎたので、終演後即連絡した。こういうことがあるから全てをつまみ食いするのがやめられない…。前述の月組公演の友人と観たのですが、彼女は気づいたら残りの日程のチケットを増やしていた。

3/26 KYOTO SAMURAI BOYZ 東京見参~天~

植木さんもとい、ネルケの者たち…。チケ取り当時は目当てがいたのですが、爆速好き人鞍替えによりこの1公演しか入らないことになった。薄情。スプステ期間中にお金が絡むことなので、楽しくないかもしれないことにそんなに出せないよ~!!!と防衛機制がはたらいた。が、楽しくないことはなかったし、出会い…もあった。ジャニーズJr.みたいな曲で太陽のような明るさをみせる、泰江さん。出会い。この泰江さん、4月に行くFLOWER DRUM SONGにも出るらしく、終演後Twitterのホームを確認してかなり最高になってしまった。絶対にミュージカルが似合うので、ジャンプして喜んだ。でもこの公演が4/3までで、FDSの初日は4/23で…?!とこの記事を書き終わってから稽古入りしたツイートしてた!たしかにグループ別の公演も挟まるから大丈夫か。楽しみにしてます。

このときお昼を池袋北口中華フードコートで食べたのですが、めちゃくちゃ食べて会計が1人1700円くらいでおかしかった。おいしかったのでまた行きたい!

3/27 砂川脩弥ファンミーティング 夜

楽しかったし、好きを自覚してすぐソロイベがあるというのはよいことです。もっと好きになった!個人的すぎるけど、仕事(例年昼過ぎに終わるのだが今年はかなり延びた)から会場に直行したので、最後のあいさつで仕事してるひとも~と話してくれたのとか、好きだった。というか声が好きなので、すごく沁みた。浸透圧が高いって友人に話したら、導入美容液…と言われました。そうかも。

ガネオペのお芝居で、ほんとに前情報なしで現場で好きになったから、それは忘れずにいたいよな~と思いました。EXシアター現場落ち定期。パワースポットなのかな?ずっと言ってるけど、BLACK LAGOONのセリフ回しの話をしてくれる人間のこと、好きにならないわけがない。たぶんわたしが好きな部分につながるところなんだと思う。